めっちゃよくできたニセモノと、未完成のホンモノ
どっちがいいですか?
海外に行くと、ちょっとややこしそうなところで○○あるよ~って薄暗い倉庫のようなところにコピー商品が山積みされているところに連れて行かれることがあります。
もちろんパッと見にはわからない上に価格は10分の1以下。どうせ汚れる、傷がつくバッグならコレでいいんじゃね!?って思うかも知れないけど・・・違法なので通関で見つかれば没収。
もし運良く通れたとしてもそのブランドをいつも使っている人から見ればわかる。
それにさ、自分は一番知ってるんだよね。「コレはニセモノ!」って・・・
それってどうなんだろ・・・
Kaoはイヤだな。
たとえよくできていたとしても、所詮ニセモノじゃん!
それならノンブランドでも自分が気に入って買ったもののほうがいい。
これって、人にも言えるんだよね。
あこがれの人のマネっ子。
これは必要だと思うんだよ。学ぶはまねるからだし、
そばにいれば、その人の話をずっと聞いていれば似てくる。これはよくある。
能で言うところの守破離
まずは基本を学ぶ、この時にただ単に型だけを学ぶのではなく、心構えまで学ぶこと!(ここでそれをやらないとニセモノになっちゃうんだよ)
それがきっちり身についたら、アレンジを加えてみる
そして自分の型を作り上げていく
なのにさ、型をまねて自己流にやっちゃうと、師匠の(元の)心構えや気持ちがちがうからなんか違和感が出ちゃうんだよね。
意味があってやっているのに、その意味が伝わらないと言うか・・・
で、うまく行かないからまたちがうものを学びに(盗みに)行って・・・
どんどん自分らしさっていうのがわからなくなっちゃう。よくある話
MLMをやっているとわかるんだけど、上手に話してくれたからやろうと思った!という人はほとんどいない。
じゃぁなんでこの人とやってみよう!と思うかというと、『一生懸命だから』『本気そうだから』これに尽きるんだよ。
誰が?あなたが!
ビジネスプランや製品のことを一生懸命覚えて話すことよりも、なんで自分がこれに携わろうと思ったのか、なんであなたを誘ったのかが伝わることで一緒にやろう!って思うわけだ。
ってことは、そこはマネっ子やニセモノじゃダメなんだよ。
これってMLMだけじゃないと思うよ。
お友達(彼氏・彼女なども)になりましょうって声をかける、一緒に映画に行こうって誘う、そういうのだって同じだと思うんだよ。
悪いところもいいところも、全部ひっくるめて自分。
その自分を受け容れて、赦して、認めることからしか、ホンモノの自分を伝えることって難しい。
でも、人に対してはそれをものすごく敏感に感じ取ってるんだよね。
人に求めるモノをあなたは与えてますか?